スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | by スポンサードリンク
妊娠記録その5 ―ご供養、火葬―
ご供養や火葬、お葬式について。

まったく知識のない私には
とっても大変だった。

経験のあるYちゃんにいろいろと聞きながら
事を少しずつ進めていった。

事務的なことがすごく多かったので
非現実的な世界にいた私は
もっとふわふわとしてた。

まだ亡くなったことが夢のような中、
病院からもらってきた死亡届と火葬届を
土曜日に市役所に提出しにいった。

火葬する日程を決める。

お友達の副住職Sくんに
全体的なことを相談に乗ってもらっていて、
お腹の中の赤ちゃん=水子は彼自身も初めてで
自分でできる範囲のことであれば、
せいいっぱいやります。 と言ってくれていた。

火葬してご供養するのが順番らしく、
その通りに日程を組んでいたけど、
病院の先生に
「小さいから骨は残らないかもしれない」
と言われていたので、火葬場に確認してみた。

「15週だと、骨が残らないかもしれません。
私たちの出来る限りのことはします。」

といってくれたけど、
とっても小さなあかちゃんだったので
骨は残らないかもしれない。

何もない状態でご供養するよりは、
何か形があってご供養してもらいたかったので、
ご供養してから火葬することにした。

そして、その後のことで結構もめた。


埋葬する場所。

安易な考えで、
うちに置いておこうとか、
自然に還ると思い、自宅の木に灰を撒こうとか、
素人的な考えをしていたけど、
そんな簡単なことじゃなかった。

祖母のお葬式を取り仕切っていただいた
Mさんにも相談してみた。

水子の霊はいくつか選択肢がある。

1.水子の霊を祭っている場所に埋葬する。
これは、行く場所のない水子の霊をすべて一緒にして祭る場所。

2.お寺に保管してもらう
保管料を毎年払うらしい。 また宗派はどうなるの?という問題が。

3.ヒカルの実家青森のお墓に埋葬する(臨済宗)

4.私の実家のお墓に埋葬する(曹洞宗)


1は、本当に行き場のない水子が行くところだから、
行く場所がある場合は行く必要がないとのこと。

2も、行く場所がない場合。
水子を祭ってるお寺じゃないとできないし、
あまり例がないという。

3が一番現実的だとMさんに言われた。
私たちはヒカルの実家に迷惑もかかるし、遠いしと思っていた。

4は私が嫌だったけど、父親がそうしなさいともめた。

いつの話になるかわからないけど、
将来的には私たち自身のお墓に移す考えで、
とりあえず場所を借りるという感じで考えればいいと言われた。

そして、宗派のことでもけっこう話がこじれた。

ご供養してもらう場所の宗派と埋葬する場所の宗派。

でも、そんなのこんな短時間に考えられない。
ただでさえ現実に向き合えてないのに・・・
と思いながら、父親の想いなどを聞いていた。

結局は青森県八戸にある、
ヒカルの実家に預かってもらうことに。

「こんなにもめているから、灰も何も残らないかもね」

なんて話していた。


●2月26日火曜日 
ご供養、火葬の日。

とっても澄んだ青空の日。

私たちの気持ちを包んでくれている感じがした。

私とヒカルは喪服を着て、
子供たちも黒めの服で出かける。

お花、お供え物(牛乳、赤ちゃんせんべいなど)を用意して
Sくんのお寺に向かう。

今日は家族と
そしておじいちゃんが忙しい中一日付き合ってくれた。
本当にありがとう、おじいちゃん。

10時からご供養してもらう。
30分くらい、一生懸命お経を唱えてくれた。
Sくん、ありがとう。

大星火葬場の近くのピッツェリアで大急ぎでお昼を済ませ、
お花とお線香、ロウソクと
お供えするぬいぐるみやお菓子などを持って
2時前に火葬場に行く。

いろんな説明を聞いて、2時すぎに火葬が始まる。

子供にはあの生々しいあかちゃんを見せたくなかったけど、
私があまりにも頻繁に棺の中をのぞいては話しかけていて、
かずきも見たくてしょうがなくなってしまい、
時間がたってしまったあかちゃんを見せた。

そんなことなら最初に見せればよかったかな。

そういえば、おばあちゃんが亡くなった時も
棺にドライアイス入れていたなって途中で気づいて
31アイスを買ってはドライアイスをもらい、
棺に入れていた。

成人男性なら2時間近くかかるという火葬も、
胎児なので30分もかからなかった。

出てきた中には、骨があるように見えたけど、
たくさんのぬいぐるみや手紙、おもちゃを入れたので
灰と一緒になっていてわからなかった。

隅々まできれいに拾って、骨壷に入れてもらった。

不思議と涙が一滴もでない。

よかった、笑顔でかんちゃんを見送れた。

火葬が終わったあと、外に出てかずきが言った。

「あっかんちゃんがあそこにいる!
今お空に昇っていってる!」

子供には本当に見えるんだと思う。

そして、見えるようにかんちゃんも上がっていったんだね。

魂はいつでも一緒。
私たちはかんちゃんを忘れないよ。
天国で安らかに。

本当にありがとう、かんちゃん。
| comments(0) | - | by greenmay9
スポンサーサイト
| - | - | by スポンサードリンク
* Comment *









[ 最近の記事 ]
[ カテゴリー ]
[ 月別 ]
[ コメント ]
[ プロフィール ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ オススメ ]
[ RSS/ATOM ]
[ モバイル ]
qrcode