長野県知事が村井知事になって初めて
一般質問の傍聴に行ってきました。
今回は島田県議と北山県議の傍聴。
傍聴人は田中知事時代と比べて数えるほどしかいなくて
私たちご一行(7人)を抜かして3人。少ない・・・
ブザーがなり、県議たちがぞろぞろと入ってくる。
傍聴席からは質問者と知事、知事のとりまきの席、
県議の一列目の席しか見えず、
その後ろのお偉いさん方の席はここからは見えず、
いったい何人が居眠りをしているんだろう、といつも思う。
村井知事になって野次が減り
吉村県政時代の議会になりつつあると噂で聞いた。
しかし、野党である島田県議が質問しだした途端ザワザワと・・・
「そんな質問してどうするんだ!」
「うるせーよ、関係ないじゃねーか」
「あっはっはっはっは(大声で)」
田中県政時代は涙が出るほどひどい事を言う人がたくさんいた。
今はこれでもソフトになったかなって思う。
しかし、質問に対しての村井知事の応えはいつも通りあいまい。
白も黒もはっきりしない、しゃべり方もはっきりしない。
「私はこう思う、私はいいと思う、それはできないと思う」
聞いててどんどん気持ちがモヤモヤする。学校じゃないんだから。
今回の大きなテーマは「脱・脱ダム宣言」。
ダムありからダムなしまで幅広い選択肢の中から
現代の最高の知見に基づいて決める
どんな報道を見てもそればかり。
浅川ダム流域説明会を開いても、
「ダム予定地に断層や地すべりの危険性はない」
と言葉で強制的に納得させ、詳しい資料など一切なし。
これでどう納得すればいいの。
北山県議はものすごくダムについて勉強していて、
今回の「穴あきダム」も、土砂などが詰まる可能性があることを指摘。
実際外国で事例があるほど深刻な問題なのに、村井知事は
「心配いりません。危険性はありません。」と断言。
北山県議が10年後完成予定なのに、知事は責任を取れるかと聞いたら
「責任を取ります」って!
いった何歳のおじいさんになっているのかしら。
責任取るってどうやって?
この裏でどんな談合が行われているか、きっと想像より深く広いもの。
長野市長が生コン屋で、土木業の県議に反対している人はいない。
結局は住民の安全よりもこの世の中お金か。
村井知事もいくら積まれたのだろう。
理不尽な現実。