うちの実家は材木屋で、
会社の暖房はすべて薪ストーブ。
以前までは薪は売るほどあった(笑)のですが、
最近は工場の機械の燃料もすべて端材(バイオマス)で
薪ストーブ用の木が材木屋なのに調達できない!?
という緊急事態に。
先日母親が、偶然NHKの特集で見つけて
早速購入したのが、
新聞紙で薪を作る「ペーパーログメーカー」。
家庭で新聞紙を使うといったら、
野菜を包んだり、生ごみを包んだり、
荷物に丸めて入れたり、ガラス拭きに使ったり。
それでも毎日の新聞紙は消費できない。
そんな新聞紙たちに命を吹き込んでくれるのが
この「ペーパーログメーカー」。
約1日分の新聞紙をバケツに入れて、
水をしみこませてぐちゃぐちゃにし、
その後手で絞ってこの機械に入れて
体重をかけてよく絞ると、
こんなように成型された固形になります。
これをペーパーログと呼ぶそうです。
これを冬だと10日間くらいかけて
乾燥させると出来上がり。
1個を薪ストーブに入れると、
だいたい1時間〜2時間位もつ。
このペーパーログを薪ストーブの中で、
薪がわりに使用すると、
薪の使用量を4分の1にまで減らすことが可能だそうです。
薪は一束400円〜500円。
これが普通の家庭なら一日に10束くらい必要(かな?)
でもペーパーログなら、
手間は多少かかるけど、機械さえ購入すれば
新聞紙もリサイクルされて喜び、
なんだかそんな火にあたって過ごすのは、
とっても気持ちが良さそうです。
冬は終わってしまったけど、
母は毎日せっせと10個ほどのペーパーログを
作っています。
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有限会社庭田工業