ずっと心配していた祝島のこと。
信じられない大きな事件が起きた。
中国電力が祝島に近い海岸に
世界でも初めての、
海を埋め立てて原発を作る計画がある。
住民の理解を得る前に、
強行にも作業を始めた中電。
祝島の人々は、毎日阻止行動をしていた。
しかし、働かないと収入がないので
しばらく断念することに。
ずっと一緒に阻止行動をしているシーカヤック隊は
毎日海に出て、阻止行動をしている。
シーカヤックに乗っているのは、
県内外の若者たち。
そのシーカヤック隊の一人が、
病院に運ばれ重体だという。
いつも情報をもらっている冨田さんから↓↓↓
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11月8日(日)
【NEWS】田ノ浦でシーカヤッカー1名が負傷
さきほど祝島島民の山戸孝君から電話が入りました。
すでにネット上で流れ始めている、田ノ浦でのシーカヤッカー負傷の件についてです。
以下、話した内容をまとめます。(追って、孝君からマスコミ向けの情報として文章をもらいます)
11月8日
今日も、昨日と同様に中国電力の作業台船や作業のサポートに入っている地元の漁船は、クレーンのワイヤーにつるしたコンクリートのおもりを漁船やシーカヤックの頭上を通して作業を行ったり、作業阻止のために作業船に近づこうとするシーカヤックを竹の棒で突いて押し出すなど、危険な行為を続けていたようです。
今日の8時頃、このような作業に対する抗議行動として、シーカヤッカーの1人が作業台船のクレーンワイアーに手をかけていたところ、作業員4人に取り押さえられ、漁船の甲板に引き上げられました。
そして、そのまま4人に手や足をおさえられ、腕で首を絞められて意識を失いました。
台船による作業が終わるまで取り押さえられたのち、別のカヤッカーが助けに入り、救急車を呼び、病院に運ばれました。
命に別条はないようですが、首を絞められた影響で意識レベルが「低下」していましたが、現在はかなり回復してきました。
ただ、当面は入院する必要があるようです
尚、以上のような出来事が起こっている間、出動の要請をしていたにも関わらず海上保安庁は一度も現れず、
カヤッカー負傷の事故が起こった後になって駆けつけてきたそうです。
以上です。