こうしてお産を振り返ることができるのも、
役員をしている
「
お産を語る会 サンドゥーラ」のおかげ。
お産を振り返ることによって
いろんなことがわかる。
愛知県岡崎市に
「自然のお産」で有名な吉村先生がいる。
吉村先生は
「ごろごろ、ぱくぱく、びくびくしない」と、
常日頃、妊婦に話しているという。
ごろごろは、
家でごろごろ寝てばかりいない。
ぱくぱくは、
好きなものばかり食べていない。
びくびくは、
本や病院の情報にびくびくしない。
今回は、出産1週間前まで仕事をし、
かずきもいたりして、
家でごろごろしている時間が
全然なかったなぁ。
そして、まったくびくびくしなかった。
むしろどんなお産になるのか
ドキドキして楽しみだった。
私は妊娠しにくい体だから
二人目なんてできないだろう、
と思っていた矢先に妊娠したので、
今回は、本当に奇跡のような妊娠だった。
だから、どんなお産になろうと
なんとなく覚悟はできていた。
だから全力でお産と向き合えた。
妊娠した自分の体に、赤ちゃんに
本当に感謝しています。
ありがとう。。。
ぱくぱくは・・・
好きなものをたくさんぱくぱく食べた!!
あはははは。
でも、でも、
私の尊敬するK先生は、こう言ってました。
私「先生、梅干を一日10個も食べました。」
先生「体が、赤ちゃんがきっと欲しがっていたんだね。」
私「先生、アイスクリームが食べたくてしょうがないです。」
先生「きっと糖分が欲しい体になっているんだね。」
妊娠の時期は、体が欲したものを食べていれば大丈夫。
塩分も体が欲しいと言っているから、
味の濃いものが食べたくなるんだよ。
きっと、数値が上がったりすれば
注意もするだろうけど
これ食べちゃだめ!
あれ食べちゃだめ!
になると、体がストレスを感じ
母体によくないという。
ふむふむ、そうかもしれない。
吉村先生の考えとはまた違うけど。。。
妊娠初期は、5ヶ月くらいまでつわりで苦しかった〜
−5キロ体重が減って、
毎食後、トイレに行って吐いてたっけ。
今考えるだけでも辛く苦しい日々だった。
子供は、私にできるのであれば
たくさん産みたいと思うけど、
このつわりさえもう少し軽くなれば。。
つわりは、お産よりも数倍、数十倍辛い。
でも、これもすべて意味のあること。
つわり中はそんなこと考えられないけど、
きっと私にはなくてはならないものなのかも。
そして、私はよくお腹が張ってました(笑)
アフリカンダンスを踊っている時も、
踊った後なんかは特に
パンパンにお腹が張って痛かったな。
K先生にいつだったか聞いてみた。
私「先生、お腹がすごく張るんです。」
先生
「お腹が張るということは、
すごくいいことなんです。
お腹が張ると、羊水に浮かんでいる
赤ちゃんはキュッとなって
その反動で羊水を飲んで、
体の内臓部分が鍛えられるんです。
張ることは、赤ちゃんを刺激して、
手足の運動にもなるんです。」
へぇ〜×100!!!
あまりにもすばらしいことを聞いたので、
会う人会う人に話したのを覚えている。
家でごろごろしていて、
動かない妊婦のお腹にいる赤ちゃんは、
宇宙にいるような感じで
プカプカ浮かんで、なんの刺激もないらしい。
もうこれを聞いてから、
アフリカンダンス張り切っちゃった〜アハハ
お産は、新月か満月にくるかなぁと
予想していたけど、
なんと、半月の日に陣痛がきた(笑)
夜中の1時に陣痛がきて
助産所に連絡したら
「あと30分してから来れる〜?」と。
助産所に着いたのは2時頃。
着いてみたら、私の他に2人陣痛が来てる人がいた。
半月なのに、すごいなぁ。
今回、一緒に付いててくれた助産師さんは、
なんと!
かずきの時にも一緒についててくれた
助産師さんだった。
私ってラッキー★
友達に借りたソフロロジーのCDをかけながら、
4時ごろまで、助産所の畳の部屋で
スクワットしたり、アロマのお風呂に入ったりした。
なかなか陣痛が進まない。
二人目を出産した友達が
口を揃えて
「二人目はツルッと産まれたよ」
と話していたので、
なかなか強くならない陣痛に
すごく焦っていた。
助産師さんに
「眠いでしょ。少し横になってみたら」
と言われ、横になって少しウトウト。
そしたら本格的な陣痛がきた!
やっぱり焦っていたから
あかちゃんもいやだったのかな。
一番痛い陣痛が来ている最中、
「う〜」と痛がる私の横には
ヒカルとかずきがいびきをかいて寝ていた。。。
なんだかおもしろくて笑ってしまった!
でも、赤ちゃんが生まれる瞬間は
かずきも助産師さんに呼ばれて
ちゃんと見届けてくれた。
そして、お父さんとへその緒を切ってくれた。
あとで
「かか、うーうーてやってたね」とか、
「あかちゃんお尻から出てきたね」とか言ってたっけ。
生まれてすぐの赤ちゃんを抱っこしながら
涙している私のところにきて、
かずきも
「かか〜」と言って泣いてくれたな。。
ありがとう。
お産と全然違うけど、
小さな赤ちゃんを抱っこしながら
(カズキ、こんなに大きかったっけ?)
とびっくりしたのを覚えている。
当日は、お産ってこんなに痛かったっけ?
と思っていたけど、
次の日には、
「もう一度したい!!」って心から思った。
そして、
なかなか妊娠しなくてできたカズキが
すごくすごくかわいかったので、
二人目はどういう感情になるんだろうと
ちょっと不安もあったけど、
すごくかわいいよ〜!!
助産所で過ごした6日間は
本当に助産師さんの素晴らしさに
お産の素晴らしさに
感謝感激の日々でした。
常に声をかけてくれて、
寄り添ってくれて、
愚痴を聞いてくれて(笑)
助産師さんて
本当に素晴らしい!
ありがとうございました。
すべては、命が授かってくれたことに
すごく感謝して過ごせたことだと思う。
そして過去の辛い経験が
こうして今の私を作ってくれている。
感謝の気持ちを忘れずに
子育てしていきたい。