2か月経った今、
だいぶ気持ちが落ち着いてきたけど、
私本当に妊娠していたんだっけ?
と思う自分がいる。
胎動もまだなかったし、
つわりが辛くて妊婦を楽しめていなくて、
妊娠した〜という喜びをかみしめる前だったので
うん、不思議な感じ。
でも、感情はうそをつかない。
友達に話をすれば涙が止まらないし、
妊婦や赤ちゃん連れを見ると
心の奥がギュッて痛くなる。
多分、笑顔も心から笑っていない顔になってると思う。
かんちゃんが天国に行ってから2週間後、
ブログにもアップした大きなイベント
「つながるマーケット」があった。
一応毎回代表として関わっていたけど、
今回はつわりもあって全然関われなくて、
でも、私がいなくてもちゃんと回っていて。
仲間に本当に感謝。
迷惑をかけちゃって本当にごめんね。
全然関わっていなかったけど、
行かなきゃいけないという、なんか強い使命を感じてた。
でも気持ちは全然ついていけてなくて。
たくさんの人に会って、妊娠のことを聞かれたり、
妊婦や赤ちゃん連れを見たりするのがとっても苦痛で、
前の日は全然眠れなかった。
そう、多分みんなに妊娠のこと言われるな〜と思ったので、
FBで事前にかんちゃんが天国にいってしまったことを
アップした。
自分の身を守るためにそうしたのだけど、
こうして文章にすると、自分の気持ちがすごくわかった。
そして、たくさんの人がとっても素敵なコトバをくれて、
たくさんの人が想ってくれていて、支えてくれていることを
とっても実感できた。
このたくさんのコトバが私を後押ししてくれて、
つながるマーケットにも行けたと思う。
本当にみなさんありがとうございました★
3月10日、当日。
朝から会う人会う人に
「大変だったね、辛かったね」などと声をかけてもらい、
ギュッてハグしてもらいながら、たくさん泣いた。
なかなか泣けなかったけど、
この日は本当に一日中泣いていて、
そして、いろんな人に温かいハグをしてもらい、
とってもとっても癒された!!
行ってよかった!
しばらく踊ってなかったアフリカンダンスのステージでも
思いっきり踊ることができて、とってもすっきりした。
やっぱり私は踊っていたい!!
動いていたい!!
って強く思った瞬間だった。
そう、思ったこと。
声をかけてくれるお母さんたちの中に
流産経験者がすごくたくさんいたのに驚いた。
初期から始まり、10か月で死産を経験したお母さんもいた。
流産死産だけじゃない。
みんなみんな、辛い経験をしている。
でもその辛い経験をばねにして生きている。
きっとまだ癒されていない人もいると思う。
比べることではないけれど、
私よりも辛くて苦しい経験をしている人もたくさんいると思う。
かんちゃんは私がもっと辛くなるからって、
5か月前でお空に行った。
すべて意味のあること。
この時期でつわりになったこと。
この時期で流産したこと。
この時期につながるマーケットがあったこと。
すべてが必然的におこっている。
流産したての頃に看護婦さんに言われた言葉。
「きっと何かのメッセージを残してくれたんですね。」
うん、今なら前向きに受け止められる。
あの頃から前進している。
周りの人から支えられて生きている自分を実感する。
それもきっとメッセージ。
かんちゃんがお空にいってしまってからあったこと、
これから起こるすべてのことが、
かんちゃんからのメッセージだ。
まだまだ
楽しい場所に行くのが少し辛いのだけど、
これも少しずつ。
自分の気持ちを置いていかないように、
ゆっくりゆっくり歩いていこう。