うちの実家のイヌ、島田げん(ラブラドールレトリバー)16歳。
大型犬にしてはすごい長生きしてる。
私が二十歳の頃に生まれてすぐにうちにきた。
もう目もよく見えず、耳もよく聞こえず、足も悪くなって、
6月中旬、とうとう歩けなくなってしまった。
オシッコもウンコもその場でしていて、
周りにはハエがたかり、肛門やタマタマの辺りには
ウジが信じられないほどたくさんいて、
妹と私で一匹残らずピンセットで取ってあげた。
涙が出てきた…
ごめんねごめんね、
気付いてあげれなくてごめんね。
痛かったね…(´д⊂)‥
人間も犬も同じ命。
尊い命。
私たちでできる限りのことはしたい。
歩かなくなって3日目、とうとう食べなくなり、
『イヌは食べなくなったら3日だよ』と言われてたので、
天国にいくなら安らかに行かせてあげたい!!と思い、
せっせとおしっこウンコ代えたり、体拭き、ブラッシング、見守り…
そしたら、3日目に少しだけ餌を口にしました!
4日目にはもう少し餌の量が増えて、
生きる力が湧いてきた!!やったー!
もう歩くことはないけど、ちゃんと反応はしてくれる★
ラブラドールの心臓は強いって聞いてたから、
もう少し大丈夫かなって思ってた。
奇跡的に生き抜いて、
ゲンが6月26日(偶然にもおじいちゃんの命日)に
16歳の誕生日を迎えました〜(*´∇`*)
一時はもう明日か…(´д⊂)とまで弱ってしまったゲンちゃんでしたが、
こうして生きて私たちに恩返ししてくれているのかな。
ありがとう。
本当にありがとう。
たくさんの人が誕生日までにゲンに会いに来てくれて、
私たちもあなたの存在の大きさに気付き、
せいいっぱい愛してあげることができたよ。
7月14日16時30分
愛犬のげんちゃんが天国へ旅立ちました。
16歳と18日。
よくがんばったね、げんおじいさん。
火葬して、煙となって空を上り、
お骨を犬塚のあるお寺に納めてきました。
きっと天国でかんちゃんとも会えるかな。
倒れてからの約1ヶ月。
生きて私たちに恩返ししてくれた。
私たちに心の準備をさせてくれた。
その間に愛情をたくさんもらったげんおじいさん。
この1ヶ月は床擦れが痛々しく、
最後は少し苦しんでいたけれど、
とても安らかな顔をしてました。
大切なことを教えてもらった。
げん、本当にありがとう!
よくがんばったね、おつかれさま。
天国で安らかに眠ってね。